栄養コラム7・8月号「経口補水液とスポーツドリンク」

梅雨も明け本格的に暑い季節となりました。汗をたくさんかく夏場は水分と一緒に塩分や糖分も取る必要があります。今回は、塩分糖分を含む経口補水液とスポーツドリンクについてご紹介します。

 

○水だけの水分補給はダメ?

水分は基本的に電解質(特にナトリウム)と一緒に血液中へ移動するため、水分単独で吸収されることはありません。また、水分吸収の過程には、糖分(ブドウ糖)も関与しているため、水分だけでなく、ナトリウムや糖分を含む飲料を飲むことで、腸管内での水分吸収スピードを速め、効率的に水分補給することができます。

 

喉の渇きは脱水が始まっている証拠です。

渇きを感じる前に水分を摂りましょう。

特に小さなお子さんや高齢者は脱水のリスクが高いためこまめな水分摂取を心がけましょう。

 

○経口補水液とスポーツドリンクの違い

*経口補水液

・身体から失われた体液(水分、電解質、非電解質)を経口的に補うため、水に塩分と糖分を一定の割合で

配合した飲料。

・体液とほぼ同じ浸透圧のため吸収率、吸収速度が速い

下痢、嘔吐時による脱水時の水分補給に適している。

・スポーツドリンクに比べ糖分が少なく、塩分が多い。

・別名「飲む点滴

 

*スポーツドリンク

・運動や日常生活での発汗によって身体から失われた体液を効率よく補給できる清涼飲料水。

・浸透圧を下げ、胃腸への負担を軽減しながら吸収速度を上げる。

・経口補水液に比べ塩分が少なく、糖分が多い。

*鈴木薬局グループの各店舗で配布しています。

鈴木薬局 管理栄養士