栄養コラム 11・12月号「ビタミンA」
〇ビタミンAのはたらき
その1 視覚機能の健康を保つ……目の網膜にある、光や色を感じ取るロドプシンという物質の生成にビタミンA が不可欠です。
その2 皮膚や粘膜の健康を保つ……肌荒れなどの皮膚トラブルを防ぐとともに、のどや鼻などの粘膜からの細菌の感染を防ぐはたらきがあります。
その3 抗酸化作用……体内の老化を防ぐほか、生活習慣病予防、発がん予防にも効果があるとされます。
〇ビタミンAを多く含む食品(可食部100gあたり)
・鶏レバー(14,000μgRAE) ・うなぎ(1,500μgRAE) ・ほたるいか(1,900μgRAE)
・にんじん(720μgRAE) ・ほうれん草(630μgRAE) ・ドライマンゴー(500μgRAE)
(過剰摂取に注意してください)
〇効率よく摂取するポイント
★油脂類と一緒に摂取する……ビタミンAは脂溶性のため、脂質を多く含む食品と一緒に摂取すると、
吸収率がアップします。
・炒め物や揚げ物にする ・ドレッシングやオイルをかける ・脂の多い魚や肉と一緒に食べる








