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栄養コラム 11・12月号「上手にとりたい脂肪酸」

すっかり気温も下がり体調を整えていきたい季節になってきました。体調を整えるためにも三大栄養素である、炭水化物・脂質・たんぱく質は欠かせません。

その中でも今回は主にエネルギー源となり、しっかり摂っていきたい「脂質(脂肪酸)」についてお伝えします。

〇油(脂質)の働き
敬遠されやすい栄養素ですが、脂質は1gあたり約9kcalを作り出す効率の良いエネルギー源です。
体温の保持や細胞膜やホルモンを構成する重要な栄養素であり細胞や血管を健やかに保つ働きがあります。

〇脂肪酸に注目!
体内で合成できる
オメガ9脂肪酸(n-9系脂肪酸):オレイン酸など
・善玉コレステロールを強化し悪玉コレステロールを抑制する働きがある

体内で合成できない=必須脂肪酸
オメガ6脂肪酸(n-6系脂肪酸):リノール酸など
・血中コレステロールを下げる効果が期待できる
オメガ3脂肪酸(n-3系脂肪酸):α-リノレン酸、DHA、EPA
・血液をサラサラにする
・血中の中性脂肪を下げる働きがある

〇食事からとろう!オメガ3脂肪酸(n-3系脂肪酸)
体内で合成できない必須脂肪酸は食事からの摂取が必要不可欠です。

栄養コラム 11・12月号「上手にとりたい脂肪酸」

 

鈴木薬局 管理栄養士

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