栄養コラム9・10月号「果物の摂り方」
食欲の秋!実りの秋!秋にはおいしい食材がたくさん出回ります。その中でも果物が好きな方も多いのではないでしょうか?そこで、今回は果物の摂り方のポイントをご紹介いたします。
果物に含まれる栄養
果物にはブドウ糖・果糖・ショ糖などの糖質が含まれており、ビタミン・ミネラル・食物繊維の供給源となります。しかし、果物の過剰摂取は中性脂肪の増加や肥満、糖代謝異常をきたすおそれがあるため、食べ過ぎに注意が必要です。
1日あたりの目安量
1日の目安量は200g(食事バランスガイドより)
果物摂取のポイント
Q1 果物を食べるタイミングは?
A 日中の時間帯がおすすめです。
夜間は体内に脂肪をため込むタンパク質の作用が活発になります。そのため、朝食または昼食時、間食として食べる場合は15~16時の間がおすすめです。
Q2 果物の代わりにフルーツジュースを飲んで良い?
A 果物の代わりにすることは好ましくありません。
ジュースは糖質が多く液体のため吸収が早くなり、血糖値が急激に上昇してしまう可能性があります。
Q3 缶詰やドライフルーツは果物の代わりになる?
A 果物の代わりに食べることはおすすめしません。
缶詰は砂糖が添加されているため、糖質が多く高エネルギーです。ドライフルーツは水分が抜けて糖度が増してしまいます。これらは嗜好品に分類されるため、食べ過ぎに注意しましょう。