栄養コラム 2月号「大豆について」
2月の行事と言えば「節分の日」。鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事で、お家で豆まきをした方もいるのではないでしょうか?今回は、豆類の中でも良質なたんぱく質を含む〝大豆″について紹介いたします。
○豆類は1日にどのくらい食べたらいいの?
日本人の食生活には欠かせない食品ですが、近年食の欧米化に伴い、大豆の摂取量は不足しています。
1日あたりの豆類摂取量 目標豆類摂取量
60.6g/日 100g/日
約40gの不足
○大豆の栄養素は?
国産大豆(乾燥)100gに対して、33.8gのたんぱく質が含まれています。たんぱく質の栄養価を評価するアミノ酸価は、肉や魚と同じ100であり、良質なたんぱく質と言えることから大豆は別名「畑の肉」とも呼ばれています。
ビタミンやミネラル、カルシウム、大豆イソフラボンなどの機能性成分も含まれています。
鈴木薬局 管理栄養士