栄養コラム7月号 「熱中症対策のための水分補給」

マスクが手放せない生活になり、2度目の夏がやってきました。

今年の夏も暑くなることが予想され気温とともに湿度も上がってきます。そんな中で注意したいのが「熱中症」です。今回は日頃から実践できる熱中症対策のための水分補給についてご紹介します。

 

〇熱中症とは

熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことです。

熱中症は重症化すると命にかかわることもある恐ろしい症状です。日常生活の工夫や注意を忘れず予防を心がけましょう。

 

〇水分補給のポイント

こまめな水分補給の心がけ

人の体は普通に生活しているだけで尿や便、汗、呼気から1日に約2.5リットルもの水分を失っています。

喉が渇いていなくても意識して水分補給をするようにしましょう。

日常的に水分補給をとりいれる

こまめに飲水することを意識し、1度にたくさん飲まないようにしましょう。多量の水分を一気に飲むと胃に負担がかかり、胃痛やだるさの原因になります。一度に飲む量はコップ1杯程度が良いでしょう。

 

 

Q.ジュースは飲水としてカウントしていいの?

A.水分補給のためにジュースを飲むというのはお勧めできません。果物のジュースや糖分を多く含んだ飲料などは、確かに水分ではあるものの、糖度が高く血糖値の上昇に影響します。

 

Q.経口補水液はどんな時に使うの?

A.熱中症症状があるときの水分補給に適しています。一般的な飲料よりもナトリウム、カリウム等の電解質量が多く含まれているので、日常的・予防的に飲むことは勧められません。

(㈱鈴木薬局 管理栄養士)