鈴木薬局のこれまでとこれからの展望

鈴木薬局のこれまでとこれからの展望

鈴木社長はもともと大手ドラッグストアで五年間勤め、その後独立されたということでしたが、当時から起業を意識されていたのですか?

個人生活の充実と安心して働ける職業環境の実現こそが、企業発展の礎と考えます。
社員ひとりひとりが達成感や目標が実感できる幸せや、生きがいを持って働ける職場を目指しています。
日々の業務はもちろんさまざまな研修や勉強会などを通して、スキルアップするための教育システムが充実しています。健康で幸せな社会作りのためには、まず社員ひとりひとりを幸せにしなければならないと考え、様々な側面から充実した個人生活をサポートします。

大型ドラッグストアの運営を辞め、調剤薬局を立ち上げたきっかけは何ですか?

「何百坪という大きな場所で雑貨を売りながら、薬剤師としてそれをやる意味があるのか疑問が生じました。そして、実際にアメリカのドラッグストアに足を運び、確信しました。私は日本でドラッグストアをやりたかったのではない、と。そこで10年続いたドラッグストアの業態をやめました。ディスカウントの時代、今後は薬剤師の職能ではなく値段で勝負される時代が来ることを予測し、それでは薬剤師としての面白みがないとも感じていました。患者さんにとって何が正しいのか。そういうことをやってみたいという気持ちが一番だったのです。当時辛かったのは、ドラッグストアの薬剤師達を現在の調剤薬局へ移すことが出来なかったことです。ドラッグストアでは「売る」のが仕事、調剤薬局では「薬を調合し、カウンセリングをする」のが仕事。同じ薬剤師でも仕事内容は全く異なっていたのです。」

35年前を振り返り、現在の状況と比べてどう変わりましたか?

「明治から100年間、行政や、医療の計算方法等はなかなか変わりませんでした。ところが、私が独立して10年から15年の間、国の政策として急激な変化を遂げました。現在では、2年置きに状況は変わってきています。そんな中、医薬分業という時代の後押しもあって会社が大きくなりました。うちのスタッフ非常に頑張ってくれるし、勉強もしてくれる。患者さん、メーカー、問屋さんからの評判もよくて、新たな店を出してくれないかとあちこちで言って下さっています。そのおかげで毎年3つのペースで新店舗がオープンしています。」

多くの同業がいる中で、鈴木薬局はどのような差別化を行なっていますか?

「うちは健康と幸せがコンセプト。『薬を出すこと』が、幸せまたは健康と言えるでしょうか?そうではなく、『どうしたら薬を減らせるのだろうか』を常に考えています。例えば、血圧の糖の薬は年齢とともに量が増えていき、いつまで経っても減らない。それを服用する人の薬をどうすれば減らせられるかを考え、スポーツジムの建設に辿りつきました。スポーツをやっているとだんだん血圧の薬が減ってきて、糖の薬も増えない。更にダイエットにもなる。そういう薬に頼らない人たちを増やすことができました。現在では県内に四カ所のジムがあります。健康でありたい、幸せでいたいというニーズがあるかぎり、私達はどんどん止まらずに進みたい。」

コンセプトについて、もう少し詳しくお聞かせください。

「コンセプトの中心には「地域の方の幸せ」があります。それと同時に働く社員の幸せも常に求めています。社員にとってどうしたら幸せなのか、それが常に求められていると思います。例えば群馬・栃木に薬局を開店し、皆が埼玉から転勤や通勤をする状態になった時、それが幸せかなと思ってしまうのです。社員の幸せがあっての会社。それがないとやる意味がないと思うのです。社員の幸せがすべての基準。この働き方でいいのかい?と常に問い続けています。」

鈴木社長はもともと大手ドラッグストアで五年間勤め、その後独立されたということでしたが、当時から起業を意識されていたのですか?

「私は、昨日より一歩進んでよくなったという状態を幸せと考えたい。例えば「新しい薬を勉強した」とか、本などを読んで、スキルアップ、ステップアップし、「ちょっと進んでいる」ということを私はよしとします。ですから、当社においてはそのカリキュラムや研修が埼玉でトップクラスにあり、充実しているという自信があるのです。また、『人間尊重』というもう一つの経営理念があります。上から指示するのではなく自分たちで何をすべきかを考えようと。一般的には専門教育、知識とか、医療薬学の勉強になります。それも大事ですが、一番力を入れているのは人間教育。人間として社会人としてのコミュニケーション能力、考え方、部下指導、それを高める教育を重視して行っています。」

具体的にはどのような教育制度がありますか?

「役職ごとに分けた幹部研修、中堅研修、若手研修、新人研修の4つに基づき、社内教育に力を注いでいます。会社のテーマである”どういう社員になってほしいのか、どういう社会人になってほしいのか”を基に、会社に便利な人間を育てるのではなく、社会に通用する人間を育てたい。社員教育は埼玉でトップだと思っています。」

今後の展開についてお聞かせください。

「患者さんを総合的にサポートしたいですね。そのため、今は薬局やスポーツジムだけでなく、介護にも力を入れています。いまはまだ介護施設は一つですが、リハビリ型のデイサービス(デイサービスでは3施設目)を来年からやる予定です。さらに住んでもらう、施設型のものを十カ所くらいやりたい。五つの事業体に加え、NPO法人の障害者施設を併せて、六つの事業ですね。そうやって埼玉県内の患者さんと、とことんつきあいたい。薬剤師の資格をもつ自分がどこまでやれるかというチャレンジをし続けていきたい。また、我々薬剤師だけでは出来ないことも、お医者さん達と組んで一緒に考えていきたいと思っています。」

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